John Henry Bonham #1


ジョン・ヘンリー・ボーナム。
一応フルネームで紹介してみました。言うまでもなく、あのっ ! Led Zeppelinのドラマーにして、Rock史上最高のドラマー ! ! (俺談)
こんな呼称は、別に珍しいことではなく、もはや常識と言っても良いでしょう。なので、今回は、彼のグルーブだとか技術だとか、高速3連頭抜きワンバスがスゲェ〜とか提灯記事を書きたいわけではなく、エンジニアらしい切り口で、なぜ、彼こそRock史上最高なのか?! ということを数回に分けて紐解いてみたいと思います。
しかし、二回目にしてこんなこと書いて誰が読んでくれるとやろ?
しかも、俺ドラマーじゃねーし(爆)
という基本的な疑問は置いておくのが本ブログの趣旨であります!!

ということで、まず、彼が使っているドラムセットから。
キャリア全体では、主にシェル材違いによる4種類程度あるようですが、メーカーは全てラディック。

 1969-1970 ラディック・ナチュラル・メイプル
  • 12×15ʺ タム
  • 16×16ʺ フロア・タム
  • 16×18ʺ フロア・タム
  • 14×26ʺ バスドラム
  • 6.5×14ʺ LM402スープラフォニック / スネア
  • ヘッド = スネア/タム/バスドラ=レモ
  • シンバル=パイステ / ジャイアントビートシリーズ / 24・20・18・15×2

 1970-1973 ラディック・グリーンスパークル
  • 12×15ʺ タム
  • 16×16ʺ フロア・タム
  • 16×18ʺ フロア・タム
  • 14×26ʺ バスドラム
  • 6.5×14ʺ LM402スープラフォニック / スネア
  • ヘッド = スネア/タム/バスドラ=レモ
  • シンバル=パイステ / ジャイアントビートシリーズ / 24・20・18・15×2

 1973-1975 ラディック・アンバー・ビスタライト
  • 10×14ʺ タム
  • 16×16ʺ フロア・タム
  • 16×18ʺ フロア・タム
  • 14×26ʺ バスドラム
  • 6.5×14ʺ LM402スープラフォニック / スネア
  • ヘッド = スネア/タム/バスドラ=レモ
  • シンバル=パイステ / ジャイアントビートシリーズ / 24・20・18・15×2

 1975-1980 ラディック・アンバー・ビスタライト
  • 12×15ʺ タム
  • 16×16ʺ フロア・タム
  • 16×18ʺ フロア・タム
  • 14×26ʺ バスドラム
  • 6.5×14ʺ LM402スープラフォニック / スネア
  • ヘッド = スネア/タム/バスドラ=レモ
  • シンバル=パイステ / ジャイアントビートシリーズ / 24・20・18・15×2

しかし、バスドラが26なのは有名だから驚きはしませんが、ライドが24て・・何なんでしょう?! 


ということで、今回は、ジョン・ボーナム(ボンゾ)のサウンドそのものにこだわってみたいと思います。
勿論、エンジニアらしく、録り方からもじっくり攻めて行きますよー!
前置き長かったですね〜。
これからが本題ですが、それはまた次回。
お詫びに、初期最高のライブの一つと云われ、最もリマスターと全編収録の完全版の発売が待たれる、1970年のLed Zeppelin Live at Royal Albert Hall 1970における、Moby Dick Drum Solo をお届けしまーす。
もちろん、近年、リマスターされ、EQやCompは当然使われてはいますが、元が元ゆえ、ほぼほぼ、彼自身の叩き出しているサウンドです。
では、ほぼ、生ジョン・ボーナムのサウンド楽しみながら、さよーならー !


コメント

このブログの人気の投稿

DEEP PURPLE Live in Japan / リッチー・ブラックモア サウンドの秘密 #1

DEEP PURPLE Live in Japan / リッチー・ブラックモア サウンドの秘密 #2

John Henry Bonham #5 最終回